
先日、私がTAを務めさせていただいている授業の講師に、みやじ豚の宮治勇輔さんがいらっしゃいました。
勇輔さんのご著書『湘南の風に吹かれて豚を売る』
以前から、勇輔さんのお話は様々なところで耳にしておりましたので、今回はじめてお会いすることができて、とてもうれしかったです。
数日後、勇輔さんのところへお伺いし、お父様と勇輔さんから様々なお話を伺いました。
ご家族で役割分担がしっかりとなされていて、お父様と弟さんが養豚を担当、
勇輔さんがみやじ豚のPRを担当されており、互いが互いを尊重しあい、とてもよい関係だと感じました。
お父様は昔、日本のとんかつをたくさん食べて回ったことがあるそうで、
そのときに、どこの豚よりも自分のところの豚がおいしいと確信を持ち、これはいけるぞ!と感じたそうです。
勇輔さんが家へ戻られてから、一度出荷した豚を最終的に加工された段階で買い戻そうと提案。
そして、それをみやじ豚というブランドで直接消費者へ届けようという画期的な方法でみやじ豚ブランドは構築されたそうです。
伺った際に、みやじ豚をいただいたのですが、そのおいしさにびっくり!
ジューシーなのですが、さっぱりしていて、脂身もとてもおいしいのです。
お肉が苦手な方もみやじ豚なら食べられると大好評だそうです。
子どもに最初に食べさせるお肉は、牛肉でもなく、鶏肉でもなく、豚肉でもなく、みやじ豚がいいなと思いました♪(笑)
ところで、どうしてこんなにみやじ豚がおいしいのか?その秘密は、「腹飼い」にあるようです。
一般的な養豚ではあまり行われていない、兄弟豚を一緒に育てる「腹飼い」という飼い方をすることで、豚がストレスなく生活をすることができ、ストレスフリーのおいしい豚になるそうです。
ストレスがないので、みやじ豚はとっても顔つきが穏やかでかわいいのです♪
個人でもオーダーできるそうですので、ご興味のある方はぜひ一度お召し上がりくださいませ。
みやじ豚.com
一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業に!という勇輔さんは、NPO法人農家のこせがれネットワークの活動もされていて、若者から農業を変えていこうというムーブメントを起こしていらっしゃいます。
伝統産業の世界ととても近い話が多く、非常に共感いたしました。
どうもありがとうございました!