矢島里佳の本、発売中!
コミックエッセイ「その常識もしかして非常識?!〜自分を魅せる本当のマナー〜」発売中!
なでしこ可憐だぁー
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矢島里佳の本です!お近くの本屋さんにないときはこちらでどうぞ!
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チャンピオンステージの審査をしていただいた、日本現代作法会会長の篠田弥寿子先生の本です。
STAGE1、2の審査員をされた恭子先生の師である、岩下宣子先生が書き下ろされた本です。
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100年前の名刺入れです!!中村ちんぎれ店♪
 染司よしおかさんへ行く途中に、私のレーダーが反応して引き寄せられた一見のお店がございました。

店内に入ると・・・布、布、布!!


趣のある布がいっぱいの店内でございました。


ここは、「中村ちんぎれ店」


昔の布を扱っていらっしゃるそうで、ご主人が鑑定をしていらっしゃるそうです。


鑑定の方法は、いくつかの要素を重ね合わせていらっしゃるそうで、その時代ごとの流行の模様、染料、技術など、様々な観点から時代特定をするそうです。面白いですね。


ご主人は、博物館などに所蔵されている物の鑑定などにも携わっていらっしゃるそうです!


基本的には、布を使うお店に卸しているそうですが、ここでも小物を作って店頭で販売もしていらっしゃいました。


そこで出会ってしまったのが、この名刺入れでございます。


DSC_1351.JPG


約100年前の藍染めの布で作られた、名刺入れでございます。


藍は年月が経てばたつほど深い色に変わり、その美しさを増すと言われていますが、まさにその通りだなと感じました。


100年も前の布だなんて思えない美しさですし、柄もなんだかモダンな感じがいたしませんか?


お気に入りの名刺入れになりました! 


お店のご主人としばらく話し込んでいたのですが、布や刺繍は、明治、大正のものよりも、江戸時代の物の方が美しく、綺麗に残っている物が多いとおっしゃっていました。


年代が新しい方が、綺麗に残っているようにも思いますが、品質や技術自体は、職人を雇って自分の欲しい物をつくれる財力を持った人々が多く存在した昔の方が、はるかに技術が高く良いものが残っているそうです。


しかし、現代はそうも言ってられず、とにかく安価に大量の時代へ突入!お蚕さんを、どんどん品種改良してしまい、たくさん糸は出るけど、品質が昔に比べたら悪くなってしまったことが原因だそうです。


やはり、純粋に究極の域を追求し続けるには、スポンサーが必要なのですね。


けれども、無い物ねだりをしていても始まりません。

大量生産・大量消費時代に巻き込まれたお蚕さんを救うにはどうしたらよいのでしょうか・・・。


「糸を多く出しながらも、高品質のお蚕さんが誕生することはないのでしょうか?」


とご主人にお聞きしましたら、


「それはまずないね。どちらかを選択するしかないよ。」


とおっしゃっていました。うーんシビアでございますね。でも、現代には現代流の解決の仕方があるはず!


糸も結構出てくるし、品質も極上!という、スーパーお蚕さんをどなたか発明してください!!


ご主人からいろんなお話をお聞きすることができ、大変勉強になりました。


京都を歩くと、私のレーダーがたくさん作動してしまい、寄り道だらけですので、たっぷり時間が必要でございます(笑)

| 近況報告 | 09:03 | comments(2) | - |
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コメント
こんぺい>お蚕さんと一緒にお昼寝♪めったにできない経験ですね!お蚕さんはやはり快適なところにお住まいなのですね。
(いいなぁ…♪)

オーディオ用のケーブルジャケットを絹の袋打ちにすると音が上品になるというのは、存じませんでした。これを藍染したら面白いかもしれませんね!
工作したら、ぜひ教えてくださいませ☆

絹擦れの音と、絹擦れ風の音、聞き分けられるか試してみたいですね!
| なでしこりか | 2011/07/31 9:16 AM |
里佳さんへ

全然関係ありませんが、一度だけ夏休みの一人一研究のネタにお蚕を飼ったことがあったりします。
お蚕にとっては外から色を塗られたり変な餌を与えられたり災難だったのかなと...

また、子供の頃は養蚕農家に遊びに行く機会が何度かあり
蚕棚のある部屋は快適なので何度かそこで昼寝をしたことがありますが
寝ていると 桑の香りとお蚕が桑の葉を食むサワサワ...て音が聞こえてきたりしたのをお蚕のお話で思い出してしまいました。

最近天然絹を使ったものには縁がなく
パジャマとオーディオ用のケーブルくらいでしょうか。
余談ですがオーディオ用のケーブルジャケットを絹の袋打ちにすると音が上品になるのですが、
絹を藍染にして使ったらどんな音に変化するのでしょうか?
ちょっと興味が沸いてきたので いづれ工作でやってみたいと思います。

あと見かけるのは絹風の化学繊維でしょうか。
里佳さん的には論外なのではと思いますが
お蚕の口の形に似せて糸の断面がスリット尽きの三角形をしているので、
絹風の光沢があったり、擦れるときに絹擦れ風の音がしたりします。
天然の絹ほどではありませんが一般のおしゃれ着に比べて高価なので購入にはつい二の足を踏んでしまいます。
| こんぺい | 2011/07/31 3:10 AM |
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